山梨水晶と秩父鉱山
毎年、夏は伊豆へ海水浴なのですが今年は山! しかも石さがし!
色々ご意見もありましたが、何とか家族の同意を得て、いざ出陣〜っ!
まずは河口湖畔にある宝石博物館
ここにはとびきり上等な宝石から翌日行く予定の秩父鉱山の石まで展示がしてありました
館内は撮影禁止なのでご勘弁っ
とその前に、宝石博物館の開館時間が9時で予定よりも早く着きそうだったので
山中湖と河口湖の間にある忍野八海(山梨県忍野村)に立ち寄りました。
ここは富士山の雪が溶けて80年をかけて溶岩の間を通り、湧き出る湧水池で
全部で8か所が集まっているので忍野八海といいます。
数メートルはある池の底まで見える透明度、吸い込まれそうな感じです。
(悲しい人の習性でしょうか「お金を投げ込まないで」の看板もむなしく
池底には沢山のお金が落ちていました)
くわしくはこちら↓
http://www.vill.oshino.yamanashi.jp/8lakes/main.html
(たぶん濁池だと思います)
もちろん飲むこともできます、持ち帰り用ペットボトルは150円で販売しています。
ここの水で作ったお豆腐を醤油や青唐辛子味噌で頂きます。
その場で食べる,出来立て豆腐は最高でした。
お豆腐をもっとという方には近くに角屋豆富店というお店がありますのでいろいろなお豆腐を堪能できます。
さて、時間となりまして宝石博物館へ、きれいな芝生の洋館です。
さあ、いよいよ宝石博物館へはいります。
館内はいたってシンプルな作り。左は博物館、右はショップ。
右へ行きたいのを抑えつつ左へ
これまた、シンプルなので一目瞭然。
でもさすが「宝石」を銘打ってあるだけ「キラキラ」の世界。
女性なら目もキラキラ
パパは「加工物」はとりあえずって感じ。ずんどこ奥へ。
奥には原石が‥
ジェーンは‥「加工物」(すなわちアクセサリー)に張り付いていました。
館内は学芸員?さんもいるので詳しく説明も聞けて、べいべと兄者は学芸員?さんも困るぐらい質問攻めにしていました。
1時間位いたでしょうか。(なんだって作りがシンプルなもんで)
ショップはなかなかお手頃なお値段でしたが結局、よくみるだけ〜で終わってしまいました。
料金は大人600円(ネット割引有)、子供300円(夏休みは親同伴なら無料でした)
くわしくは ↓
http://www.gemmuseum.jp/index.html
こちらの宝石博物館は高価な宝石ばかりではなく、日本の鉱山で採れる鉱物も展示してあり、
翌日に行こうとしてる秩父鉱山の鉱石も展示がしてありました。
次に目指すは甲府盆地!へ行く途中でジェ〜ンの鼻がピクリ!
あそこに寄って行こうと見つけたのがJA直営の物産館
そこでは冷やしきゅうりや焼きトウモロコシ、桃などが売られていました。
桃の試食は丸ごと一個、自分で切りながら食べました。(一箱購入〜:)
きゅうりもお味噌で丸かじり、も〜最高っ!
この日はトウモロコシのイベントがあり、一人一本づつトウモロコシまでもらいました。
果実狩の前にうかつでしたが旅においしいものは欠かせませんね
そこから少しの山道と御坂トンネルを抜けると目の前は甲府盆地! 盆地特有の熱波が〜
そこからはあちらこちらに果実園がありました。
桃狩りをする予定でしたが時期が合わず、ぶどう狩りに変更(ベイベは少しがっかりしてました^〜^)
いくつもある果実園の中でも名前と広さで見晴らし園に決定、確かに見晴らしのいい場所にありました。
料金はデラウェアが30分食べ放題600円(幼児6歳まで300円)
巨峰は1200円(幼児6歳まで600円)さすがぶどうの王様
もぎたてのぶどうは絶品!! 30分もあればお腹いっぱい食べられます。
王様の巨峰 我が家にぴったりのデラウェア
お腹がいっぱいでお昼御飯は食べられませんでしたww(ほうとうの予定でしたが・・・)
くわしくはこちら ↓
http://miharashien.com/business/index.html
さて本日のメインは以前にご紹介した竹森の水晶さがしです。
前回同様、山の所有者のAさんに事前に連絡をし、快く了解を頂き、GO!
[ここは現在基本的に入山禁止です。今回も山の所有者の方に事前に了解を頂き入山しています]
現在完全入山禁止です
長袖長ズボンに虫よけ、熊よけの警報機(熊や猪が出る時があるそうです)で準備完了!
前夜にこの辺りは夕立があったのでズリ(石と土が混ざったところ)が洗われて、
新しい土砂表面が露出しているので質の良い水晶が採れそうです。
採取できたのは小型ながら、六角柱で透明度のよいものやクラスター(母石にいくつかの水晶が付いているもの)が
たくさん採取できました。 それに草入り水晶や黒水晶も採取できました。
軽く土を洗い流します(流れが速いので注意!)
(桃畑も様変わりです)
毎回そうですが採取は2時間が限度です。
なぜだか2時間を経過するとそれまで見つけていた水晶が急に見つからなくなるのです。
集中力や疲れのせいでしょうか? この日も2時間半で終了〜
1日目の採集の成果で〜す。
六角柱の水晶(草入り やマリモ入り、黒水晶もあります
黒水晶のクラスター ミニクラスターも立派!
双子水晶と草入り水晶
六角柱の水晶に更に小さな水晶が付いているクラスターもありました
透明度の良い水晶です(右側の方が人の顔に見えません?)
###最後に採取品を全公開しますね〜###
水晶山を見ながら一休みしたら、本日の宿泊先にむかいました。
途中、道の駅「みとみ」に立ち寄ってみました。
夕食がまじかなのですが空腹には勝てず五平餅を食べてしまいました・・・w
残念ながら大好きな冷やし桃ときゅうりを売っていたのですが・なんと!終了していました・。・”
そのあと、山梨県と埼玉県を結ぶ、一般道*1では日本一長いトンネル*2の
雁坂トンネルを通ってきました。 国道から県道へ更に山の間を通り、本日の宿泊地のこまどり荘に到着です。
今回の宿泊場所は奥秩父の「彩の国ふれあいの森」に隣接している、こまどり荘
ここは自然のど真ん中の宿で夜には星空★と電灯の下にはくわがた虫!
エアコンがなく、川のせせらぎが聞こえる部屋、テレビはありますがあえて使わず、自然を満喫しました。
くわしくはこちら↓
http://www.komadorisou.jp/
こまどり荘は円形の建物なので部屋の入り口よりも奥の方が少し広くなっています。
隣がふれあいの森の建物です
1階が部屋で2階が食堂(テラスもあって景色がとてもいいです)
地下?(実質1階)が温泉になっています。♨
夕食は馬刺と鮎の塩焼きがついてと〜ってもおいしかったです。
名物「芋田楽」が絶品!
夕食後は夜のお散歩〜、お目当てはクワガタ! 電灯の下や自動販売機の明りに集まってきます。
ほかのグループもクワガタ探しに夢中、我が家は雌の小クワガタを2匹GET!
人さらいならぬ虫さらいで強制的に我が家のカブトムシ・クワガタ君たちの部屋へ連行!
お泊りの夜のお決まりの花火(ゴミは自分で片付けましょう)
翌日も晴れ! 山の朝は空気が澄んでとってもさわやか!!朝のお散歩「きっもちいい〜っ!」
こまどり荘前の川へお散歩♪
この日は秩父鉱山周辺の川で石拾いと川遊び
事前にネットで調べた場所へ向かいます、その間の景色は壮大な岩山がいくつも見えました。
最初は秩父鉱山手前、少し長いトンネルを抜けたところに車を止めるスペースがあり、そこから川に降りました。
川は夏の日差しに光る、濃い緑の木々に囲まれて、とても気持ちのいいところでした。
マイナスイオンい〜っぱい
さて、石はと見回しても、茶色の石と土ばかり・・・ないのか?鉱石!!
そんなわけな〜い!
実は金属質の酸化により表面が赤茶けているそうです。
そこでハンマーの登場! 早速、石を砕いてみると
黄銅鉱や黄鉄鉱を含む、石が次々と発見! 閃亜鉛鉱のかたまり
要領を得ると不思議と見つかるものです、足元には
黄銅鉱と黄鉄鉱が金銀色に美しい石です
重さも質量が大きいので見かけ以上に重たいです。
第二の場所は秩父鉱山から少し上流のところ
日当たりがよく、白い方解石はすぐに見つかりました
白い部分が方解石、緑色のところはくじゃく石
兄者は川底も捜索
よくわからないが色々な鉱物が含まれていそうです
おたまじゃくしの大群を発見!!
早速、捕獲して観察〜、その後解放
そろそろ、石探しも疲れてきたので終了〜
第3の場所は最初の場所からさらに下流の沢です
飛び込みを試みる兄者と天然ウォータースライダーを楽しむベイベ
自然の「流れるプール」はジェットコースターにもティズニーランドにもない楽しみがあります。
我が家流、旅の終わりは温泉です。
道の駅「大滝」では♨大滝温泉♨を併設している、道の駅です。
くわしくはこちら ↓
http://www.ootakionsen.co.jp/
最後は秩父の山々を背に帰路につきました。
飯能市から八王子市を通り神奈川へ帰還しました。
勿論、ドライバー以外は爆睡ですzzz
外環道を少し利用しただけで他は一般道でしたが渋滞もなく3時間程で帰ってこられました。
今回採取した、水晶や鉱石
山梨竹森で採取した水晶
秩父鉱山周辺の川で採取した鉱石
おすすめBGM
ゴンチチのアコーステックギターの音色が川のせせらぎ時間をゆっくりにしていきます
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