映画 星の王子さま 主題歌&オープニング
フランスの小説家「アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ」が1943年に出版した。
星の王子様は全世界で8000万部、日本での600万部が売られている。
体裁は児童文学ながら、子供の心を失ってしまった大人に向けての示唆に富んでいる。« Le plus important est invisible » 「大切なものは、目に見えない」を始めとした本作の言葉は、生命とは、愛とはといった人生の重要な問題に答える指針として広く知られている。この作品の元になったと思われる、1935年のリビア砂漠での飛行機墜落事故の体験は、サン=テグジュペリによる随筆集『人間の土地』(新潮文庫、1998年版から宮崎駿の表紙イラストになった)で語られている。
初版以来、作者自身による挿絵が使われ、素朴な主人公や脇役の姿は作品とともに愛されている。
物語の前置きでは、この本を、フランスに住んでいて困難に陥っているあるおとなの人に捧げると述べられている。この献辞にある「おとなの人」「子どもだったころのレオン・ヴェルト」とは、作者の友人のジャーナリスト、レオン・ヴェルトを指している。当時は第二次世界大戦中で、ヴェルトはヨーロッパにおいてナチス・ドイツの弾圧対象となっていたユダヤ人であった。
映画「星の王子さま」の主題歌
初めてキツネに出会った時にキツネが言いました。
「僕はどこにでもいるキツネの一匹だ、君もまたどこにでもいる子供のひとりだ」
「でも友達になれば君のとって世界中にたった一匹しかいないキツネになる、僕も世界中にたった一人の子供になる」
別れの時、最後にキツネが王子さまに言いました。
「大切なことは目には見えない、心で見なくっちゃ」
- 作者: サン=テグジュペリ,Antoine de Saint‐Exup´ery,内藤濯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/03/10
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