1%の支配者が９９％の人々をを奴隷化する、その仕組みと歴史　２

注）この文は以前に紹介した動画「国際金融資本の詐欺手口」
の字幕を弱冠編集したものです。

世界の銀行都市ニューヨークから何百マイルも南
ジョージア州沿岸の小島、ジキル島は金持ちたちの避寒地だ
国債資本家Ｊ．Ｐ．モルガンが所有するこの小島で
生涯口にしない約束の下に六人が集まり
米国で最も強力な組織ＦＲＢ設立を計画した。

ポール・ウォーバーグ　　　　　　　　ロスチャイルド銀行

ベンジャミン・ストロング　　　　　　モルガン銀行

アブラハム・ビアット・アンドリュー　米国財務省

フランク・バンダーリップ　　　　　　シティー銀行頭取

チャールズ・ノートン　　　　　　　　第一インターナショナル銀行頭取

ネルソン・オルドリッチ　　　　　　　上院議員

Ｊ．Ｐ．モルガン大君

ジキル島の話は２０世紀最大の秘話だ
五人の世界最大の銀行家たちが一緒の列車で
ニュージャージーを出たわけだから
記者たちは何かがあると大騒ぎだった。
でも、その後、何年も経つまで何があったかわからなかった

１９１０年当時、ジキル島に集まったメンバーの総資産は
世界総資産の１／６を占めていた。

よほど、この会合の事を秘密にしたかったのか仲間内での会話も
「ジキル島に行くとは言わずに「ジャマイカに行く」と暗号を使っていた。

表向きの理由は１９０７年に起きたような恐怖を防止する為の
銀行制度改革であったが、この恐慌もジェイ・シフやロックフェラーたちが
企業を乗っ取るために仕組んだものだった。

ＦＲＢ制度はジキル島で誕生しました。
この秘密の会合は金融委員会の議長だった
オリドリッチ共和党上院議員の呼びかけで行われた。
オリドリッチはＪ．Ｐ．モルガンのビジネスパートナーで
ジョン・Ｄ・ロックフェラーＪｒの義父であり息子はチェース銀行の頭取だった。

オルドリッチ法案と呼ばれたその法案は民主党や
改革派のウィルアム・Ｊ・ブライアンなどから激しい反対を受け
銀行側からの熱心なロビー活動にも関わらず廃案となった。

ウィルアム・Ｊ・ブライアン

オルドリッチ法案が潰されると銀行家たちはすぐに次の手に出た
共和党がダメなら民主党を使って法案を通そう
１９１２年当時、大統領ウィリアム・タフトは非常に人気がありました。

ウィリアム・タフト大統領

銀行家たちは民主党のウィドロー・ウィルソンに法案署名をさせようとしました。

民主党ウッドロウ・ウィルソン

ウィルソンはカリスマ性がなく、共和党のタフトに勝ち目はなかった。
そこで前大統領で人気者のセオドア・ルーズベルトを政治の舞台に引っ張り出したのだった。
活動的で率直、温かく、華麗刺激的で人を鼓舞する。
そして仮面の下はアイディア・マンのルーズベルトを共和党から大統領選に駆りだした。
1912年アメリカ合衆国大統領選挙についてはこちら

セオドア・ルーズベルト

実はルーズベルトもＪ．Ｐ．モルガンの傀儡だった。
モルガンの右腕ジョージ・パーキンスはホワイトハウスに住んで
大統領との連絡係りをやっていた。
ルーズベルトを引退生活から引きずり出し、共和党の票を分散させて
民主党のウィルソンを勝たせた。

そこまでやったのだ

ウィドロー・ウィルソンは就任式直後に特別会期を召集して
この国を作り上げてきた保護関税を撤廃した。
次に所得税がつくられた。
そして１９１３年１２月クリスマスあたりにＦＲＢ法案が可決
これでとどめを刺した。し
クリスマス休暇でほとんどの議員たちは帰省中で
予定通り法案はあっさり通過、ほとんど告知されぬ間に大統領が署名をし
この国の法律となった。

大西洋単独飛行をしたリンドバーグの父はミネソタ選出の議員で
ＦＲＢ法案に強硬に反対をした。
あらゆる手を尽くしてリンドバーグは戦った。
そしてＦＲＢ法案を「米国史上最悪の政府による犯罪だ」と言った。

１９１６年にウィルソン大統領も心配になった
「この国の成長、我々の全ての活動は一握りの男たちの手に握られている」と。
死が近づいた頃、ウィルソンは
「騙されてＦＲＢ法案に署名した」と言い
今際の際には「私はうっかりしてこの国を滅亡させてしまった」と
言ったそうだ。

盗みを働く為に出来た組織はその後、合法化されたとしても
犯罪組織以外の何ものでもない。