1980年代サントリーローヤルのCM曲 マーク・ゴーデンバーグ
1983年のサントリーローヤル(ウイスキー)のCMで使われた曲で
映像は砂漠を曲芸師が芸をしながら歩いているだけなんですが
とても不思議な感じで印象に残るCMでした。
曲を調べてみると
作曲者はマーク・ゴールデンバーグ、曲名は 「剣と女王」 でした。
マークゴールデンバーグのプロフィール
1952年 10月2日、アムステルダム生まれ、アメリカ人。現在はLA在住。祖父はルーマニアから、祖母はロシアから20 世紀初頭にシカゴに移住。父親は医師、母親はクラシック・ビアニスト。幼い頃より、クラシックや民族音楽のマニアである両親が聴くレコード(古典音楽、バグパイプ、ガムラン、琴、三味線、尺八、東欧のジプシー音楽、中南米のフオークローレなど)に親しむ。この様な環境、影響が現在のマークの音楽に投影されている。
1975年に「ジ・エディ・ボーイ・バンド」でアルバムを出すがグループはすぐに解散、そして1979 年、伝説的なバンド「クリトーンズ」を結成し、ビルボードのチャート入りを果たす。マークが作詞、作曲、リードボーカル、リードギターを担当。本格的なアメリカのニューウエイブ・バンドとして米国をはじめ日本でも玄人筋に極めて高い評価を受ける。その後時代を駆け抜けたクリトーンズは解散。マークはキーボード類を用いたより完成されたソフィスケイティド・ミュージックを目指す。
クリトーンズ以降、日本でマーク自身の音楽をあらためて耳にするようになったのは、サントリーの一連のTV コマーシャルの音楽であった。生ビールのCM で縫いぐるみペンギンが浜辺で踊る、あのペンギン・ダンスをきっかけとして、ローヤル・ウィスキーのCM名作として名高い「ランボー偏」、「ガウデイ偏」、ファーブル偏」などが続き、斬新な映像とマッチしたその音楽は、忘れがたい印象をお茶の間に植えつけた。これらのCM 音楽も収められたフアースト,アルバムの「鞄を持った男」、大航海時代をモチーフに制作したセカンド・アルバム「テラ・ノステラ」の二枚のオリジナル・アルバムをキティ・レコード、ミュー・レーベルより発売。いずれもヒット!特に「鞄を持った男」のアルバム・チャート31 位、CD チャート9 位はインストルメンタルの作品としては驚異的なセールスを記録している。
CMではアレンジを変えてあるそうですのでまずは原曲を聞いてください
次にCMに使われたバージョン(30秒CMと60秒CM)
少しテンポが遅くなっています。曲と映像をあわせると不思議な世界になりますね!
サントリーローヤル(ランボー編)
同じ、マーク・ゴールデンバーク作曲のサントリーローヤル(ロイヤルではないらしい)
サントリーローヤル(ガウディー編)
曲名は「鞄を持った男」
子供が見ると、ちょっと怖いかもしれませんね〜♪ 夢に出てきそう・・・
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