海水から塩づくり (自家製神奈川産塩)
今日は毎年やっている、天然の塩作りです。
2年前の兄者の夏休み自由研究で作って以来、恒例行事となりました。
まずは海水の採取から、場所は小田原市米神の海、港から南へ少し移動します。
もっと遠くに行けば、いいのかもしれませんが神奈川産の塩を作りたかったので
川がなく、民家もない海岸を捜索して結局ここ米神海岸南になりました。
こんなところです
岩の外側は危険です
この日は台風の影響で少し波が高かったようです。
磯遊びをするなら岩の内側なら安全です
(いくら安全といえども、子供からは目を話してはいけません)
まずは海水の採取から、水専用ポリタンクにフィルター替わりにフキンを二重にして口をふさぎます。
安全なところでやりましょうね
次に水を入れるのですがバケツで水を汲んで少しずつ入れるのですが時間がかかるので
直接海の中へ!
このとき上潮もあり、大量のしぶきでびしょぬれに・・・w
兄者とベイベはすでに磯遊びに夢中
←ベイベ島
シオシオのからだを洗い流すのにペットボトルに大量に水は用意してありましたが
港には簡易シャワーがあって大助かり(ない場合はペットボトルの水をぶっかけます)
海水は2年前の自由研究のときはここでたき火をして塩が採れることを確認しましたが
今回は自宅用なので家に持ち帰ります(たき火では火力が弱くむらがあり灰も入ります)
さて、自宅で風呂、食事を済ませて塩作り開始
(今、この記事を書きながら後ろで作っています)
まず、キャンプ用鍋に海水を入れ強火で沸騰させます。
塩水が飛び散るので割りばしで隙間を作り、蓋をします。
海水が鍋の半分くらいになると(我が家では海水を継ぎ足しているので実質鍋2杯分が半分になったのですから1/4ということになりますね)鍋の底には沈殿物が発生します。
これが硫酸カルシウムという物質です。
沈殿した硫化カルシウムをコーヒーフィルターでろ過します。
すると、硫化カルシウムが取り除かれた、透明な液体ができますのでそれをまた鍋に入れます。
(鍋に硫化カルシウムがこびり付いているのできれいにしておきましょう)
さらに煮詰めるとボコボコ音がするともうすぐ出来上がりです〜♪
(注意:このときは弱火でやらないと熱い塩が飛んで危険です)
別の日にこの「にがり」で豆腐を作ろうかと思っています。
[ベイベの一言] 最初にパパの手伝いをするのに海のプールで遊んじゃいました〜
それで大きな岩を自分の島にしちゃいました(上記写真の岩)
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