動画製作　母からの手紙　野口シカ

細菌学者で黄熱病や梅毒の細菌を発見した、野口英世
その母、野口シカからの息子への愛に満ち溢れる手紙を紹介します。

シカは清作（後の英世）が囲炉裏に落ちて大火傷を負ったことを生涯に渡って悔い続けていたと言われています。
故に、英世が出世していくことを誰よりも悦んだといわれるが、「息子がどんな勲章を貰ったとしても自分にはそれがどのような立派なものかはわからないが、息子が向こうで元気でやっているのなら、それで良い」と息子の出世を決して自慢するようなことはなかったとも伝わっています。

田舎にいるシカは年もとり、
英世に会いたくてしかたがありません。そこで早く帰ってきてほしい、早く一緒に暮らしたいと、その一心で手紙を書きました。
ひらがなだけで書かれた手紙ですが、子を思う母親の気持ちがあふれ出ている感動的な
手紙で、現在福島県の野口英世記念館に展示されています。

そしてこれがシカの現存する唯一の手紙です